25日、中小型液晶パネル製造大手のジャパンディスプレイ(以下、JDI)が、スマートフォン向けの液晶パネル増産に向けて建設する新工場の起工式が行われました。
iPhone7に搭載か、建設費の大半はAppleが負担
JDIが石川県白山に建設する新工場の起工式が25日、とり行われました。同工場は、建設費1,700億円という巨大プロジェクトで、現地では大々的に取り上げられるなど注目を集めています。起工式では、JDIの大塚周一社長が「液晶パネルの分野で世界の覇者になるという夢に向かって新工場の建設も急ピッチで進めたい」と挨拶しました。
白山工場はスマートフォン向け液晶パネルを製造するとされていますが、その大部分はAppleのiPhoneに向けたものになるとされています。そうした関係上、建設にかかる1,700億円の大部分はAppleが負担したともされていますが、詳細は定かでありません。工場は1年後の2016年5月に稼働予定なので、同年9月にリリースが予想されるiPhone7のディスプレイを製造することが予想されます。工場では、新規雇用も含めた250人の従業員が従事することも伝えられていますので、地域活性化にも一役買いそうなプロジェクトですね。
なお、情報元のNHKニュースには映像ニュースもあります。気になる方は、そちらもあわせてご覧ください。
Source:NHKニュース、http://iphone-mania.jp/news-72872/
Photo:北國新聞、Cult of Mac
(クロス)