2015年5月25日、ICT総研は、2015年度のタブレット端末に関する市場動向調査の結果を発表しました。
タブレット端末出荷は今後も上昇傾向と予測
一般ユーザーへの普及は頭打ちとなった印象のあるタブレット端末ですが、最近では日本郵政グループが高齢者に向けて500万台のiPadを配布する実証実験を行うほか、ビジネスシーンや教育機関への普及も進んでいることから、今後の出荷台数は上昇傾向に推移していくと考えられているようです。
iPad人気に陰り?Android端末がシェアを逆転
国内におけるタブレット端末出荷台数は2013年下半期以降、Android端末がiPadに代わってトップシェアを獲得しています。しかし、最近は一般ユーザー以外の新規市場でタブレット端末普及が始まったばかりでもあるため、今後は「ビジネス=Android」「教育・福祉=iPad」など、市場にによって端末の棲み分けがなされ、シェアが変動していく可能性も考えられます。
世界のタブレット端末出荷台数は、横ばい傾向
世界のタブレット端末出荷台数調査によると、大きな伸びを見せた2013年以降はほぼ横ばい傾向となっているようです。しかし、Windowsタブレットについては、2015年以降も大きな成長が見込まれており、タブレット端末の中でも注目の機種になりそうです。
最も満足度の高いタブレット端末はiPadシリーズ
2015年5月にICT総研が行ったアンケート調査の結果によると、最も満足度が高いタブレット端末は、iPad miniとなっており、続いてiPad/iPad AirなどApple製品が上位2機種を占める結果となりました。国内トップシェアは落としたものの、依然Apple製品の満足度は高いようです。
Source:ICT総研、http://iphone-mania.jp/news-72859/
(chappy)