マーケットリサーチ会社Millward Brownがグローバル企業100社のブランド価値を評価する、第10回世界ブランド価値レポートBrandZで、アップルは世界で最も価値があるブランドとなりました。レポートによりますと、アップルのブランド価値は昨年から67%増加し、2,469億ドル(約30兆4,818億円)の価値と算出されました。
今年はGoogleを抜き1位に返り咲き
アップルは昨年同レポートで1位だったGoogleを抜き1位となりましたが、過去5年間のBrandZでは2011年、2012年、2013年に続き4度目となります。
ブランド価値は10年で1,446%増加
アップルが一位に返り咲いたのは、iPhone6のヒットに負うところが大きいようですが、BrandZによりますと、過去10年間でアップルのブランド価値は1,446%増加しているようです。
ちなみにトップ10にランクインしているアップルとGoogle以外のブランド価値の高い企業は、そのほとんどがITや通信系の企業になりますが、マイクロソフト、IBM、Visa、AT&T、Verizon、Coca-Cola、McDonald’s、Marlboroとなっています。
Facebookは12位、Samsungは45位
また、トップ10入りはしていませんが、IT企業ではFacebookは12位、Amazonは14位、HPは39位、Oracleは44位、Samsungは45位、Twitterは92位となっています。
日本企業はトップ100に5社
日本企業ではトヨタが30位、ホンダが78位、日産が93位、ドコモが96位、ソフトバンクが98位にランクインしています。
Millward Brownによりますと、ブランド価値は実際の売上に対するブランドの訴求力を考慮し、50以上のマーケットで300万人のコンシュマーと10万以上のブランドを調査し算出していると説明しています。BrandZによるブランド価値全体では昨年比14%、過去10年間では126%増加しています。
Source : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-73117/
(リンゴバックス)