アップルは6月の世界開発者会議(WWDC)において、Apple Watchのネイティブアプリを開発するためのキット(SDK)を発表するようです。米Re/Codeが伝えました。
WWDCでプレビュー版、秋には正規版
アップルのオペレーション部門のJeff Williams上級副社長は、5月26日から28日までカリフォルニア州ロサンゼルス郊外で開催中のRe/Code主催「Code Conference」において27日にインタビューに答え、Apple Watchのネイティブアプリ開発キット(SDK)のプレビュー版を、WWDCで公開予定であることを明らかにしました。
開発者は新SDKにより、Apple Watchが搭載するセンサーやデジタルクラウンに直接アクセスしたり、Apple Watchのみで動作するゲームなどが開発できるようになります。そして秋にはiOSのアップデートにあわせ、正規版がリリースされる見通しです。
またApple Watchの販売個数についてWilliams氏は「かなり多く販売したが、十分ではない。数字はいえない」と述べています。
ResearchKit、自動車分野
3月に発表した、iPhoneを医療研究に役立つツールとして活用できるソフトウェアフレームワークResearchKitについては、既にリリースされている5つのアプリに加え、今後さらに多くのアプリをリリース予定であるとしており、「まだ始まったばかり」としています。
参入が注目されている自動車産業については「車は究極のモバイルデバイスだ。われわれは多くの分野に着目しており、数多くのの興味深いエリアを模索している」と述べるにとどまりました。
Source : Re/Code、http://iphone-mania.jp/news-73151/
(lunatic)