アップルはApple Payの利用を促すために、来月にはApple Payに「リワードプログラム」機能を追加する予定のようです。以前より噂されていたこの機能を追加することで、開発中とされるGoogleの決済サービスとの差別化をはかる模様です。
WWDCでApple Payリワードプログラムを発表
ニューヨークタイムズは、アップルはApple Payのリワードプログラムについて、現地時間6月8日から開催されるWWDC(世界開発者会議)で発表する公算が大きいとする関係者の証言を伝えています。
利用額に応じた特典を提供
報じられている情報は少ないのですが、アップルの事業計画に詳しい関係者によりますと、アップルが現在iPhone6/6 PlusやApple Watchで提供している決済サービスApple Payで、ユーザーの利用に応じて特典を提供する予定のようです。
開発中のAndroid Payに対抗
競合となるGoogleが準備中の決済サービスAndroid Payは、多くのクレジットカードやデビットカードと提携しようとしており、導入店舗では顧客データを共有し活用しようとしています。このため、詳細は報じられていませんが、Android Payは店舗が展開するリワードプログラムやロイヤリティプログラムが、そのまま利用できると考えられます。
また、新たな決済サービスAndroid Payでは、これまで提供されているGoogle Walletと連動し、ユーザーの銀行口座などと直結し、決済金額を引き落とすことも考えられているようです。
Apple Payのリワードプログラムは、昨年10月にサービスが開始された際にも発表されるのではと予想されていましたが、先送りされていました。
iBeaconとの連携も可能に
今回、Apple Payのサービスがアップデートされれば、iBeacon技術も統合され、Apple Payの加盟店舗はiPhoneユーザーにクーポンや特典を配信することもできるようになると思われます。
Source : Apple Insider、http://iphone-mania.jp/news-73180/
(リンゴバックス)