アップルは今週、採用情報を更新し大規模な人材募集を行っていますが、募集要綱の多くがiTunesやiTunes Storeの音楽検索についての分野となっていることから、iTunesの大幅なアップデートを予定していることが伺われます。
iTunesで次世代の検索を
募集要綱には、例えばiTunes Storeでの「次世代の検索機能を開発する」検索エンジニアの職種があり、「最近の検索技術や広範囲にわたる製品化のアイデアに精通していることが望ましい」とされています。
iTunes Storeへ機能追加
またこの職種以外にも、iTunes Storeではソフトウェアエンジニアやアーキテクチャなど5人の採用枠があります。このうち2人はMusic Discovery Service Group(MDS)のエンジニアとして、「iTunes Storeの追加機能の開発」を目的に採用されるようです。アップルによりますと、MDSチームはリコメンデーション、iTunes Genius、iTunes Match、iTunes Radioなどの機能を担当するとしています。
新たな音楽ストリーミングサービスと統合
アップルの今後の計画についてははっきりしませんが、今回の人材募集から、今まで以上にiTunesで音楽を簡単に検索でき、購入できるようにしたいと考えているようです。また新たなサービスとしてリリースが予想されている、音楽ストリーミングサービスとの統合も考えられていると思われます。
有料のTVサービス関連職種も募集中
同時にアップルはiTunes Media Servicesチームで、「次世代の一般向けビデオ関連製品」を担当するシニアソフトウェアエンジニアも募集しており、この募集からアップルは有料制のTVサービスについても開発していると予想されます。
来月初めに開催されるWWDC(世界開発者会議)では、今回の募集に関連するサービスのリリースが行われるのでしょうか。
Source : Apple Insider、http://iphone-mania.jp/news-73204/
(リンゴバックス)