レノボは5月28日、北京で開催した開発者向けのイベントにて、投影式キーボードを内蔵したスマートフォンを開発することを明らかにしました。これまでにもスマートフォン向けの投影式キーボードは、外部アクセサリとして存在していましたが、スマートフォンに内蔵されるタイプはレノボの試みが初となります。
大型プロジェクターとしても
レノボが発表したコンセプトビデオによれば、この機能は「SmartCast」と呼ばれるもので、指の動きを認識する投影式キーボードとしての機能のみならず、大型プロジェクターとしても転用出来るそうです。さらに、スマートフォンから脚を出して自立させることが出来るので、安定させるための台の確保も必要ありません。
ユーザーから待ち望まれてきた機能
スマートフォンに投影式キーボード機能を搭載するというアイデア自体は、以前からガジェットファンの間に根強く存在しています。投影式キーボード機能を装備したiPhone5のコンセプトビデオがYouTubeで6,900万回も再生されるなど、ネットを中心に大きな話題となったこともありました。
発売時期や価格に関してはまだ明らかになっていませんが、スマートフォンで気軽に映画を再生できる世の中、キーボードのみならずプロジェクターとしても使用できるこういった投影機能は、遅すぎたと言っても過言ではないほど、ユーザーの間から長らく待ち望まれていた機能といっていいかも知れません。
Source:BGR、http://iphone-mania.jp/news-73439/
(kihachi)