アップルがいよいよ、Apple Watchの店頭販売の準備に着手したようです。
従業員にビデオメッセージを送信
米メディア9to5macによると、小売およびオンラインストア担当のAngela Ahrendts上級副社長と小売オペレーション担当のJim Bean副社長が店頭スタッフに向けてビデオメッセージを送り、販売用のトレーニングマニュアルを再配布すると通達しました。
Ahrendts上級副社長はビデオメッセージのなかで、最良の顧客体験を確実に提供し、Apple Watchの店頭販売開始を、これまでのどの製品よりも迅速かつスムーズなものにする必要があると述べています。またBean副社長は、Apple Watchのモデルの種類が多いことから、顧客全員にそれぞれが求めるApple Watchを提供するのは「少々困難になるだろう」と述べ、心して臨むよう呼びかけています。
「Reserve and Pickup」サービス
せっかく店に足を運んだのに、お目当てのモデルがなかったという事態を防ぐため、アップルは「Reserve and Pickup」というサービスを用意しているようです。これは毎朝8時から、任意の店におけるその日の特定モデルの在庫状況をオンラインで確認、予約し、ピックアップする時間を設定できるというものです。同サービスは世界中のApple Storeで利用可能になるとのことです。
Ahrendts上級副社長は店頭販売開始に先立ち、再度販売マニュアルを読み返すよう従業員に促すとともに、Apple Watchが搭載するApple Pay機能を顧客に説明するよう呼びかけています。
Ahrendts上級副社長とJim Bean副社長は店頭販売開始日を明言していませんが、Tim Cook最高経営責任者(CEO)は5月に中国で、第1次販売国のすべてで、6月からApple Watchを店頭販売すると述べています。
店頭で実際に動くApple Watchが試せる
一部のアップルストアでは、iPhoneと同期したApple Watchを、実際に操作することが可能になっています。以前はデモ用ソフトが動いている様子を見ることしかできませんでした。またアップルストアでは、Apple Watchのアクセシビリティについて説明する、新たなワークショップも準備されているようです。
Source : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-73549/
(lunatic)