Appleが昨年WWDC2014で発表した、スマートホームのプラットフォームHomeKitに対応する製品が、複数の企業から発表、発売されました
5社がHomeKit対応製品を発表
Insteon、Lutron、iHome、Elgato、Ecobeeの5社が、HomeKit対応製品を正式に発表しました。一部製品はすでに出荷が開始されています。
9to5Macが、来週開催の世界開発者会議(WWDC2015)に先駆けて、5社程度から発表されると報じた通りとなりました。
一部製品はすでに購入が可能
Insteonの新しいアプリと、HomeKitに対応した「Insteon Hub Pro」との組み合わせにより、同社製品や他社のHomeKit対応製品を制御する仕組みになっています。Insteon Hub Proは現在Amazon.comとSmarthome.comで販売されており、価格は149.99ドル(約18,600円)です。7月には小売店でも発売される見通しです。
Elgatoは、気温や大気質、湿度などを探知するセンサー「Eve」をHomeKit対応とし、自社Webサイトで事前予約受付を開始しました。価格はモデルによって異なりますが、気温や湿度などを感知する屋内用モデルは49.95ドル(約6,200円)となっています。
Lutronの「Caseta Wireless Smart Bridge」は、「Caséta Wireless Lighting Starter Kit」の一部で、iOS端末で照明をコントロールするためのものです。Starter KitはApple Storeで229.95ドル(約28,600円)で販売されています。
iHomeの「SmartPlug」は、照明、扇風機、加湿器などを制御するソリューションで、HomeKit対応版は6月15日より予約受付開始となっています。
Ecobeeのサーモスタット「ecobee3」のHomeKit対応版は、6月23日から予約受付、7月7日からオンラインおよび店舗で販売される見込みです。
AppleはWWDC2015において、iOS9向けの新たな「Home」アプリを含むさらに多くのHomeKit関連の発表を行うと見られています。
Source : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-73597/
(lunatic)