現地時間6月8日から開催されるAppleの開発者向けイベント「WWDC2015」においては様々な製品・サービスの発表が噂されています。
しかし、注目製品の1つである「新型Apple TV」は準備が間に合わず、発表が延期されるかもしれません。米メディアThe New York Timesが伝えています。
「WWDC2015」はソフトウェアやサービス面の発表に注力?
情報元によりますと、Appleの事情に詳しい人物の話として、噂されていた新型Apple TVは「WWDC2015」までに準備が間に合わず、発表が延期となる可能性が出てきてしまいました。
先日、Appleの期間型有料TVサービスの準備が「WWDC2015」までに間に合わないという報道が出たばかりですが、これが影響してしまったのでしょうか。今のところ、ハード面、ソフト面のどちらでの準備不足が問題となったのか明らかでありませんが、少し気になるところです。
「新型Apple TV」はApp Storeの搭載、A8チップの採用、新型リモコンの付属、音声認識「Siri」の搭載など、さまざまな機能面での進化が噂されています。
もし、新型Apple TVの発表が本当に、「WWDC2015」に間に合わないとすれば、今回のイベントでは「iOS9」や「OS X 10.11」、新音楽ストリーミングサービス「Apple Music」など、ソフトウェアやサービス面に関する発表会となりそうです。個人的には、大画面ディスプレイ搭載の新型iPadについても発表を期待していますが、いったいどの様な発表会となるのでしょうか。
WWDC2015はWatch Kitの発表が主となる?
このほか、情報元のThe New York Timesによれば、WWDC2015はApple WatchのWatch Kitに関する発表が主となる可能性もあります。
Apple Watchは今後のAppleの命運を握る製品としても注目されていますが、同製品に関する、より強力なアプリが登場し、iPhoneやiPadをスケールアップするための工夫が施されるだろうと予想されています。
Apple Watchに関しては、販売量の下振れが指摘されていますが、WWDC2015での発表により、新たなステージへと飛躍するのでしょうか。
Source:The New York Times、http://iphone-mania.jp/news-73721/
Photo:Apple
(クロス)