先日から噂されていた、Apple初の円建て債発行ですが、その概要が決定したと日本経済新聞が伝えています。
同メディアによりますと、償還期間は2020年までの5年間で、調達額は2,500億円にのぼるとされています。
Appleが初の円建て債発行に踏み切った理由
情報元によれば、Appleが初の円建て債の発行に踏み切ることが4日、決定的となりました。しかしどうしてこのタイミングで日本なのでしょうか。
今のところ、Appleから正式な発表がないため、その真相は明らかでありませんが、大方の予想では理由は2つ考えられます。1つは、日本が現在、超低金利環境にあることです。これにより、コストを抑えて資金を調達することが可能です。
もう1つが、日本市場へのさらなる進出です。今年3月、Appleが横浜に研究開発拠点を設置することが判明しましたが、こうした動きの中で、日本での資金需要が高まったためとも考えられます。
グローバル円債としての発行
Apple初の円建て債発行ですが、ゴールドマン・サックス・インターナショナル・三菱UFJフィナンシャル・グループが主幹事を務め、国内投資家のほか、海外の投資家も購入が可能な「グローバル円債」としての発行が噂されています。
表面利率は0.35%と予想されており、競合金融商品よりも利率が良いことから、購入する投資家は多数いることが予想されます。
Source:日本経済新聞、http://iphone-mania.jp/news-73831/
(クロス)