アップルは、新たに展開するApple Musicで、1億人のユーザーを見込んでいることを明らかにしました。AP通信が報じました。1億人というユーザーは、PandoraやSpotifyなど、これまで既存のストリーミング・サービスを全て合わせたユーザー数よりも多いだけに、アップルファンのみならず音楽市場からも大きな注目が集まっています。
iTunesの再現なるか
現在世界で最も成功している、音楽ストリーミング・サービスのSpotifyですら、ユーザー数が4,700万人であることを考えれば、1億人という数値が、いかに野心的な目標であるかが分かります。
Apple Musicは、月額使用料が10ドル(約1,250円)となることが確認されていますが、最初に3ヶ月の無料体験が可能となっています。これによってアップルは、iPhoneユーザーを一気に囲い込むことを狙っているようです。また30万人のBeats Musicユーザーも、Apple Musicへ自動的に移行する見通しです。
現在、iPhoneは前四半期だけで6,100万台も売り上げており、さらに先進国の殆どでAndroid端末とシェアを2分している状況です。iPhoneユーザーである彼らが、すべてApple Musicの潜在的ユーザーとなることを考えれば、iPhoneのアップデート・ソフトウェアにして、世界最大の音楽ダウンロード・ソフトウェアとなっているiTunesの成功同様に、大きく期待できそうです。
Source:AP,9TO5Mac,VERGE、http://iphone-mania.jp/news-74146/
(kihachi)