アップルは今年の秋に、Apple Watchのオペレーティングシステムを、watchOS2にアップデートするとWWDCのキーノートで発表していますが、盗難の抑止力となるActivation Lock機能も搭載する予定です。
watchOS 2のWebサイトで紹介
WWDCのキーノートではApple Watch向けのActivation Lock機能については触れられませんでしたが、新たに公開されたアップルのWebサイトにある、watchOS2のプレビューページでこの機能について確認することができます。
Activation LockはApple Watchを守ります
watchOS2には新たなセキュリティ機能となるActivation Lock機能が搭載されます。Apple WatchをアクティベートするにはApple IDとパスワードが必要になり、万が一Apple Watchを紛失したり、盗難に遭ったりした場合にはApple Watchに保存されている個人情報は保護されます。
iOS7で初めて搭載
アップルは2013年にiPhoneなどiOSデバイス向けにiOS7でActivation Lock機能を搭載しました。当時、政府や警察からスマートフォンメーカーは盗難の抑止力となるセキュリティ対策を施していないと非難を浴びていました。
アップルはiOS向けのActivation Lock機能と同様のセキュリティ機能を、Apple Watch向けにwatchOS2に採用する模様です。これでApple Watchが盗難に遭って初期化されても、Apple IDとパスワードを入力しないと機能しないようになり、犯罪の抑止力になると考えられます。
iPhoneでは盗難は減少
実際iPhoneの場合、今年初めにはニューヨークで25%、サンフランシスコで40%、ロンドンで50%も、iPhoneの盗難事件が減少したと報じられていました。
Source : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-74234/
(リンゴバックス)