Appleが現地時間9日、iOS8.4の最新アップデート版となるベータ4と、OS X 10.10.4の5回目のベータ版を、開発者とパブリックベータテスター向けに公開しました。
iOS8.4ベータ版のビルドは12H4125a、OS X 10.10.4ベータ版のビルドは14E33bとなっています。
iOS8.4ベータ4は改良したMusicアプリを搭載
WWDC2015初日となる8日の基調講演で、iOS9が発表されました。iOS9の一般向けリリースは秋になる見通しです。
一方でAppleは現在もiOS8.4の開発に取り組んでおり、本日4回目のベータ版を公開しました。最初のベータ版が公開されたのは4月です。
iOS8.4ベータ4には、6月30日にサービスが開始されるApple Musicに対応するMusicアプリの改良版、Audiobooks再生機能を含むiBooksとCarPlay、iBooks Authorテキストブックサポート機能などが含まれています。そのほか主にMusicアプリ関連のバグ修正が行われているようです。
iOS8.4のリリースは6月末までに行われると見られています。
目立った変更のないOS X 10.10.4
基調講演では、次期OSとなるOS X El Capitanが発表されました。
OS X 10.10.4は4月中旬から開発が行われていますが、デザインの変更や機能追加といった目立った改良は今のところ行われていません。ただし今回リリースされた最新ベータ版では、ネットワーク機能を向上させるアップデートが実施されているかも知れません。少なくともネットワーキングプロセスに関連するバグは修正された模様です。
OS X 10.10.4の一般向けリリースの時期は不明ですが、今回が5回目のベータ版であることを考えると、正式リリースも間近ではないかと思われます。
Source : AppleInsider, MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-74318/
(lunatic)