Apple Watchのアプリの数が、6月8日時点で6,352個に達したことが、App Annieの調べで明らかになりました。
もっとも多いのはユーティリティアプリ
アプリ市場データと分析ツールを提供するApp Annieによると、アプリ数はApple Watchのアプリが公開された4月22日から6月8日にかけて、108%増の6,352個となりました。
分野別の比率を見ると、ユーティリティが12%、ゲームが10%、生産性が8%、ライフスタイルが7%、ヘルス&フィットネスが7%となっています。
それほど比重の高くないゲームアプリ
iOSのApp Storeが2008年7月に立ち上がったとき、同時に発表された500個のアプリのうち、約25%はゲームでした。しかしApple Watchでは、ゲームアプリの比率は10%となっています。
Apple Watch発売時に公開されたゲームアプリは313個、そして6月8日時点での数は607個で、94%増となりました。ただし全体の成長率が108%であることを考えると、Apple Watchのゲームアプリの伸びはそれほど大きくないといえそうです。
実際、米国で人気のiPhoneゲームアプリで、Apple Watch版が提供されているのはごくわずかに過ぎません。6月9日時点で上位50位内の無料人気ゲームアプリのうち、Apple Watch版がリリースされているのは、Trivia Crack、Kim Kardashian、Solitaire、Words With Friends、Asphalt 8、Family Guy: The Quest for Stuffのみとなっています。
フェイスが小さいApple Watchの場合、iPhoneゲームをそのまま流用するのではなく、まったく新しいスタイルのゲームを考案する必要があるのかも知れません。
Source : App Annie、http://iphone-mania.jp/news-74329/
(lunatic)