開催中のWWDC2015において、Appleは、ゲームのプレイ動画などを録画できる新機能として「ReplayKit」を発表しました。
サードパーティ製SDKなどが不要に
WWDC2015において、AppleはiOS9の新機能として、「ReplayKit」を発表しました。「ReplayKit」は、iOSデバイスの画面を録画するための機能で、ゲームのプレイ動画などをSNS上などに公開する需要を汲んだものと推測されます。
これまでも、iPhone/iPadの画面を録画できるサードパーティ製のアプリは存在していましたし、動画共有SDKの提供事業者もありましたが、そうしたサービス提供者にとっては、脅威となる存在になりそうです。「ReplayKit」はiOSレベルで統合された録画ツールとなるため、iOSアプリの開発者がすべて移行するということも考えられそうですね。
YouTubeやSNS上にゲームのプレイ動画を共有すること自体は、以前から流行していましたが、Appleがこの分野に本格的に取り組むことで、また新たな潮流が生まれるかもしれません。国内ゲーム開発大手の任天堂が、スマートフォンアプリをリリースするという噂も出始めていますし、ゲーマーの方々としては期待大でしょう。
Source:9to5Mac
(クロス)