Appleのティム・クックCEOは、iPhone5sからゴールドモデルを発売したのは中国市場を考慮したためと明かしました。
クック氏、iPhone5sでゴールドを発売したのは中国狙いと明かす
Appleのティム・クックCEOは、Bloomberg中国版のインタビューに、近年の製品デザイン、とりわけカラーバリエーションにおいて中国を考慮に入れていることを明かしました。
iPhone5sから、カラーバリエーションにゴールドを加えたことについてクック氏は、中国でゴールドの人気が高いことを考慮した、と明かしています。Appleにとって台湾や香港を加えた中華圏は、この3月期決算で収入の29%を担う二番目に大きな重要市場であるとともに、SamsungやXiaomiといったライバルとの激しい戦いの場でもあります。
Appleはその後、最新モデルiPhone6/6 Plusでもゴールドを発売しているほか、iPadシリーズや、MacBookにもゴールドモデルを加えています。
教育への注力を表明、Apple Watchの販売状況については語らず
クック氏はインタビューの中で、先月の中国訪問で学校に行った際に子供たちの学びへの強い意欲が非常に印象的だったと述べ、教育分野に注力する意思を示しています。
Apple Watchについてはさらに3,500以上のアプリが開発中であり、これは発売翌年である2008年のiPhoneが500本、初代iPad発売時の1,000本より多いと、Apple Watchがアプリ開発者の関心を惹きつけていることを強調していますが、具体的な販売状況については語られていません。
Source:bloomberg、http://iphone-mania.jp/news-75664/
(hato)