iPhoneに搭載されているホームボタンを、ディスプレイの中に埋め込んでしまい、物理的なボタンをなくしてしまうという発想は、これまでも考えられていました。
Apple製品のコンセプトデザインを数多く手掛けるMartin Hajek氏も画像のようなデザインを公開しています。
今回、時折信頼できる情報を提供しているDigiTimesが報じているのですが、アップルは実際にこれを可能にする技術を開発しているようです。
一つのチップにセンサーとドライバーを統合
DigiTimesは台湾のIC設計業界の関係者の話として、アップルがiPhone向けに、タッチセンサーとディスプレイドライバーを一つのチップで可能にするTDDI技術を開発していると伝えています。
更にTouch IDまで?
また、関係者は開発しているTDDI技術のチップに指紋認証センサーTouch IDも統合するようだと述べているようです。
物理的なホームボタンがなくなることで、将来のiPhoneは本体が非常に薄く、細いシンプルな、全体的に平坦なデザインを採用することができるようになると報じています。
記事の内容は信憑性に欠ける
ただし、DigiTimesの記事には、ディスプレイにホームボタンを埋め込むことについての具体的な言及や説明はなく、全体的に平坦なデザインとしか説明しておらず、内容の信憑性は低いと考えられます。
もちろん、Apple Watchでは既にディスプレイにForce Touchセンサーを搭載していますが、残念ながらTouch IDセンサーではありません。
これまでもそうですが、信頼できない情報源を元にした記事には注意が必要です。確かに開発のどこかの段階かもしれませんが、残念ながらこの技術がすぐに採用されるとは限りません。
Source : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-75668/
(リンゴバックス)