次期Apple WatchにFaceTimeカメラが搭載されることについて、興味ある予想がされています。それはジェスチャーコントロールです。
アームバンド型製品、Myo
腕のジェスチャーを感知して、アプリやガジェットのコントロールを可能にする機器は、カナダを拠点とするThalmic Labsが、Myoとして既に製品化しています。
Myoはアームバンド式のコントローラーで、腕に装着し、プレゼンテーションアプリを操作したり、対応するアプリでデバイスをコントロールしたりすることが可能となっています。
スマートウォッチを指のジェスチャーで操作
また、先月Kickstarterに登場したAriaは、PebbleやAndroid Wearなどのスマートウォッチを、指のジェスチャーで操作することを可能にするアクセサリーです。
それぞれ腕や指のジェスチャーで機器やアプリをコントロールしています。Apple Watchの場合は、腕を上げるとディスプレイが表示されますが、アップルは限られたジェスチャーよりも、複雑な対応も可能なSiriによる音声コントロールをメインのインターフェイスに考えているようで、それ以外の操作は今のところ出来ません。
Apple Watchにもジェスチャーコントロール
次期Apple WatchにはFaceTimeカメラが搭載されると予想されていますが、Apple Watch関連の情報サイトAwatchWareが、このカメラを使ったジェスチャーコントロールが可能になるのではとの予想をしています。
カメラを利用して動きを感知する点は、前述した機器のジェスチャーコントロールとは違いがありますが、可能性としては十分考えられます。
Android Wearにも一部搭載
Android Wearもバージョン5.1.1で、Google Nowカードの操作を腕のジェスチャーでコントロールすることを可能にしています。今のところ限られた操作となっていますが、今後スマートウォッチもより使いやすいインターフェースが取り入れられていくものと思われます。ジェスチャーコントロールといえば、3Dジェスチャーのセンサー技術や3Dカメラの技術で有名なPrimeSenseを、2013年11月にアップルが約360億円で買収したことがあります。
その後かなりの時間が経ちますが、製品化されたり、技術が活かされたりした話は聞かれません。今年の後半あたりには何かしら具体的な話として話題になるのでしょうか。
Source : WatchAware, Kickstarter、http://iphone-mania.jp/news-76880/
Photo : Thalmic Labs
(リンゴバックス)