Apple Watchを使って効果的に勉強する方法が開発されるかもしれません。アメリカ・ペンシルベニア州立大学の、教育・学習とテクノロジーに関する研究チームは、Apple Watchを活用することで学生の能力、特に自主的な学習における効果測定の研究に取り組んでいます。
Apple Watchを使って頭が良くなる?
研究チームを率いるBen Brautigam氏は「スマートウォッチはスマートフォン以上に個人的なデバイスであり、その特性を活かした学習への働きかけ効果を検証したい」と述べています。
研究では、学生の知識、自己認識能力、戦略性と意欲の変化をモニターし、Apple Watchが学生の能力向上にどの程度効果を発揮するかを測定する計画です。
「LINEを使う子ほど成績悪い」などの研究結果も
以前、「脳トレ」で知られる脳科学者が「LINEを使う子供ほど成績が悪い」という研究結果を発表して話題となりましたが、Apple Watchは使うことで学習能力向上に役立つかもしれません。
iPhoneなどスマートフォンと脳の働きの関係については、「スマートフォンを使うほど脳が音楽家と同じ構造になる」という研究結果がある一方、「スマホのヘビーユーザーは頭が悪くて怠け者」という研究結果もあり評価が定まっていませんが、スマートウォッチに関する研究はまだ珍しいと言えるでしょう。
研究の結果、「Apple Watchを使うことで頭が良くなる!」という研究結果が出れば、発売から1か月ほどで売り上げが失速していると言われるApple Watch販売の起爆剤になるかもしれません。
Source:Government Technology、http://iphone-mania.jp/news-77048/
Photo:flickr
(hato)