普段は基本的に裸族です。(も、もちろんiPhoneですよ)
とはいえ、何も強化しないのは心もとないので、iPhone6購入と同時に5,000円くらいの硬度h9の強化ガラスを張っていました。ところが、購入から5ヶ月くらいでこれが黄ばんで来てしまいました。
そこで、フィルムや強化ガラス以外の第3の選択肢ということで、2,000円弱で5台分のスマホに使える塗るだけで強化できるとネットで話題のクリスタルガード・グラスアーマーに変更してみたいと思います。
黄ばんでしまった強化ガラス – 現状
光の加減もあるかと思いますが、基本的に光の強い屋外で見た時以外は、大体いつも黄ばんで見えています。ダイヤモンドで言うと透明な色にはとても価値があり、黄ばんでしまうとズドーンと価値が下がってしまうのですが、iPhoneだっていつも綺麗な盤面が良いんです!
クリスタルガード・グラスアーマーの性能実験
塗るだけで本当に強化されるのか、耐久性や曇り止め効果などが実際にどうなのか、いろいろ実験してみました。
■傷からの保護力と耐久性
↑防傷性能をいきなりiPhoneの実機でやるのも怖いので、鏡にマスキングテープを貼り、ガラス強化剤を塗った場所と塗らなかった場所を分けてみました。また、複数回塗るとより強化されると説明書に書いてあったので2回塗りました。
↑4つに分けて、普段使いでポケットや鞄からの出し入れを想定した耐久性をテストするために、0回、100回、300回、600回布で擦って準備完了です。
↑まずはカッターで引っ掻いてみましたが、これは塗った場所にも、塗らなかった場所にもガラス面には傷はほぼ付きませんでした。
↑次にガラス片で試してみたところ、ここで大きな性能差が出ました。
↑カッターではつかなかった傷ですが、ガラス片では大きく結果が分かれ、塗った場所は傷がつかず、塗らなかった場所には傷がつきました。
↑iPhone6にも塗ってからカッターとガラス片で実験してみましたが、傷はつきませんでした。
■防汚と指紋軽減性能
↑オリーブオイルを盤面に落として伸ばしてみましたが、塗る前の実験を忘れてしまって、致命的なミス(笑)。ただ、指紋の方はつきにくくなったというよりも、ついてもスグに拭き取れるようになったと感じました。
■透明度向上性能
元々明るい場所でやってたので、変化の具合は見た目ではわかりませんでしたが、これまで使っていた黄ばんでしまった強化ガラスと比較すると間違いなく透明になりました。
■潤滑性能
これは施工前とくらべて、指でスルッとつるつるになった感じがしました。
■曇り止め性能
↑見えづらいのですが、1秒くらい蒸気に当ててその曇りがどれくらいついたか、曇りがどれくらいで引いたかをザックリ比較しました。こちらは曇り具合はあまり違いがありませんでしたが、曇りが引くのが塗ったあとの方が少し早くなりました。
メーカー公式の実験動画
開発メーカーさんに取材
素直に「すげぇ」と思ったので、メーカーの株式会社kozmezさんに取材連絡をしてみた所、開発から発売までのお話しをうかがうことが出来ました。
実は、スマートフォン用に製品化する前に、元々自動車のガラス用として開発をしていた。液剤から強化成分を抽出してフロントガラス用に開発しテストで利用してもらった結果、効果が高かった。その後、発売しようとしたけれど車用としてはガラスの面積が広く、価格が高くなりすぎるからという事で断念した。
そこで、スマートフォンが全盛となったタイミングで、ガラスを強化する成分をディスプレイを強化する商品として売りだした。
たしかに、車のフロントガラスや窓ガラスに使うには少々お値段が高くなってしまいそうです。以前からkozmezさんでは車用品を主軸に開発、販売しており、全く別の分野からうまく技術を転用して商品開発し発売したそうです。現在、販売は好調で人気の商品になってきているそうです。
クリスタルガード・グラスアーマーのお値段など
■ポイント
・塗って拭き取るだけの『30秒施工』その場で効果が現れる
・科学的に水晶に変化させる効果も持続
■お値段
1,923円(送料込み)
→Amazon商品ページ
(現在Amazonからのみ購入出来るようです)
追記
Apple Watchにも効果が有るこいうことで、こちらにも余りのクリスタルガード・グラスアーマーを塗っておきました。強化剤の液はもう一回くらいiPhoneにも使えそうなので、しばらく経ったらまた塗っておきたいと思います。
Source:kozmez
Photo:diamondvendors
(TOM)