マーケティングリサーチ会社のStrategy Analyticsは、世界的なモバイル端末の出荷数を予想する最新のレポートを公開し、アップルのマーケットシェアが、昨年同時期の8.2%と比較して、今年は10.9%に増加したと報告しています。アップルは2015年第3四半期の業績発表で、iPhoneの売上が昨年対比35%増加し、4,700万台であったと公表していました。
業界全体の成長率は2%
アップルのiPhone売上がめざましい成長を遂げたのは、スマートフォン業界の成長率が、全体で2%しかなかったのとは対照的な結果となっています。
Huaweiも昨対50%増加と成長
一方、Huaweiも出荷台数では昨年対比50%増加となる、 3,060万台を出荷しており、ノキアのデザインによるMicrosoftのLumiaを抜き、世界第3位のモバイル端末ベンダーとなっています。
サムスン、シェアを落とす
サムスンは第1位の座を守っているものの、Galaxy S6の売上不振から、マーケットシェアは昨年の22.3%から、今年は20.5%に下落しています。サムスンはモバイル部門の不振から、昨年対比で営業利益が8%減少していると報じられていました。
アップルはこれまでマーケットシェアよりも、利益を追求しており、最近のレポートではスマートフォン業界全体の利益の92%をアップルが手にしていると報じられていました。
Source : 9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-78927/
(リンゴバックス)