アップルのiMacシリーズは、今年秋までに新たなプロセッサーを搭載、ディスプレイの再現性能を改善したモデルを投入し、アップデートするようだとアップルに詳しいKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo氏が予想しています。
21.5インチiMacはRetina 5Kに対応?
Kuo氏は、ディスプレイの再現性能の改善について、現在の27インチモデルに搭載されている、Retina 5Kディスプレイが21.5インチモデルにも搭載されるかどうかについては言及しませんでした。
ディスプレイに新たな素材を採用
Kuo氏はアップルが新たなiMacのディスプレイパネルに、KSFと呼ばれる蛍光物質を使用したLEDを採用し、これによりディスプレイがより鮮明になると予想しています。
アップルは昨年の10月に27インチRetina 5Kディスプレイモデルをリリースしていますが、それ以外のiMacモデルは、インテルが新たなデスクトップ用のプロセッサをリリースするのを待っているためかアップデートされていません。
インテルの最新Skylakeを搭載か?
インテルは今年10月には最新の第6世代プロセッサSkylakeを出荷するのではないかと予想されていますが、Kuo氏が予想する新たなプロセッサとは、このSkylakeなのか現行の第5世代のBroadwellなのかは、はっきりしていません。
先日明らかにされたインテルの資料ではデスクトップ用の最新のSkylake、SシリーズではBroadwellと比較してCPUの処理速度は最大で11%、グラフィックの処理速度は28%高速化されるとの記述がありました。
第3四半期、例年Macの書き入れ時
Kuo氏は第2四半期にはiMacの在庫数は引き下げられており、第3四半期には新たなiMacシリーズの投入とBack to Schoolキャンペーンにより、iMacの販売数は前四半期比で2倍になるとの予想をしています。アップルにとって、例年第3四半期は新学期を迎える教育市場が活況で、Mac製品の売上げが伸びる時期でもあります。
Source : MacRumors、http://iphone-mania.jp/news-79112/
(リンゴバックス)