Appleが北サンノゼで、約43エーカー(約174,000平方メートル)の土地を購入したことが判明しました。敷地面積は東京ドーム約3.74個分に相当します。
サンノゼでの存在感高まる
Silicon Valley Business Journalによると、Appleは7月末、デベロッパーのLowe Enterprisesから通称「n1 Campus」(住所は2347 North First St.)を、1億3,800万ドル(約171億円)以上で購入しました。
Appleは今回購入した土地に隣接する約30万平方フィート(約28,000平方メートル)の土地をEllis Partnersからリース、社屋を建設しています。同社はサンノゼには長い間拠点を持ちませんでしたが、ここ数ヶ月で急速な動きを見せています。
北サンノゼに新規購入した土地には、最高280万平方フィート(約260,000平方メートル)のオフィス建設が認められており、この広さはAppleが現在建設中のApple Campus2とほぼ同じです。ただし現時点では、新たな建物の建設計画は発表されていません。
サンノゼ市も大歓迎
今回の購入がサンノゼ市に与える影響は多大なものです。同市は過去数年にわたり、特にNorth First Street周辺へのハイテク企業誘致に尽力しており、すでにSamsung、Brocade、Cisco Systemsなどの大企業が進出しています。どんな形であれ、Appleがここへ加わることにより、より多くの投資が期待できると見られています。
Silicon Valley Business Journalは今回の取引について、リースではなく購入である点が興味深いと指摘しています。この土地に建設するものについて、自社できっちり管理したいというAppleの意志が透けて見えるからです。
この土地に何ができるのか、今後の動向に注目です。
Source:Silicon Valley Business Journal
(lunatic)