気象庁は8月4日14時より、火山の「噴火速報」の発表を開始しました。これに合わせ、無料アプリによる情報配信サービスもスタートしています。
噴火情報が即座にわかる
気象庁は2014年9月27日の御嶽山の噴火災害を踏まえ、噴火の発生を迅速かつ的確に知らせる噴火速報の運用を開始しました。同庁は全国47の火山を24時間監視しており、噴火が発生すれば即座に情報を提供します。
これに合わせ、日本気象とヤフーが、無料アプリによる噴火速報の配信を開始しました。
噴火速報アラート:お天気ナビゲータ
日本気象は8月4日より、iPhone およびAndroid向けに無料アプリ「噴火速報アラート」の提供を開始しました。
新アプリは、気象庁が噴火速報を発表すると、通知音やポップアップ、通知バーなどで情報を届けるため、いつでも全国の噴火速報を知ることができます。アプリの画面では、噴火速報の発表内容や対象市町村、対象火山の地図を表示します。
さらに噴火警報ボタンは天気防災サイト「お天気ナビゲータ」の情報へリンクしているため、噴火速報以外の関連情報にもアクセスすることができます。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
「Yahoo!防災速報」で噴火速報の配信を開始
ヤフーは「噴火速報」と連携し、火山が噴火すると数分以内に「Yahoo!防災速報」アプリのすべてのユーザー向けに、火山名と噴火日時を通知すると発表しました。また「Yahoo!ニュース」アプリ、「Yahoo!JAPAN」アプリなどでも順次配信を開始するとしています。
「Yahoo!防災速報」アプリでは20012年8月より、”噴火警戒レベル”が3以上になると通知する”噴火警報”を提供していますが、今回さらに気象庁の噴火速報にも対応することとなりました。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
アプリのダウンロード、防災速報の受信などにより、緊急時に命を守る行動が迅速に取れるようにしましょう。
Source:日本気象,ヤフー
(lunatic)