12日、海外のメーカー情報やアナリストの情報などを中心に取り上げるEMSOneは、米Rosenblatt SecuritiesのアナリストBrian Blair氏がサプライチェーンに対して行った調査で、iPhone6 Plusの生産は、Appleのスマートフォン生産能力の50%近くを占めているとのレポートについて報じました。
製造難易度の高さが原因か
先日iPhone Maniaでもお伝えしましたが、KGI証券のMing-Chi Kuo氏が2014年第4四半期と2015年第1四半期のiPhoneの販売予測を発表しています。
これによると、2014年10月から12月までにiPhone全体で7,150万台が販売され、そのうちiPhone6が4,165万台、iPhone6 Plusが1,510万台販売されると予測されています。iPhone6 PlusがiPhone6の半分以下の販売比率にとどまっている背景には製造現場の歩留まりの問題があるようです。
iPhone6 Plusは、発売直後から製造難易度の高さが指摘されていましたが、その困難さは相当なレベルだったことがわかります。
製造現場の歩留まりは改善傾向に
台湾の金融情報サイト『理財網』によると、iPhone6 Plusの製造を一手に引き受ける、台湾メーカーのFoxconnにおける歩留まりの改善は標準レベルに達してきている、としています。
発売から約3ヶ月、iPhone6 Plusは、常に供給が不足しがちでしたが、今後は状況が改善していくようです。
参照元:EMSOne、http://iphone-mania.jp/news-55564/
執 筆:クロス