iPhone6/6 Plus、iPad Air2が、ひそかにBluetooth 4.2に対応していたことが、Appleが公開している仕様から明らかになりました。
9月9日以降にひそかに変更か
Appleがすでに公開している製品仕様に変更を加えることはまれですが、2014年に発売されたiPhone6/6 PlusおよびiPad Air2の仕様が、ひそかに変更されていたことがわかりました。
iPhone6s/6s PlusやiPad Pro、iPad mini4が発表された9月9日のスペシャルイベントの後、AppleはiPhone6/6 Plus、iPad Air2の製品比較表における仕様を、Bluetooth 4.0から最新版の4.2へと変更した模様です。
ただしiPad Air、iPad mini2、iPhone5sについてはBluetooth 4.0のままとなっています。
ファームウェアのアップデートで対応?
Bluetooth 4.2は4.0と比べ、通信速度は2.5倍高速化し、さらなる省電力化、セキュリティ向上、プライバシー保護強化を実現しています。Appleが近く発表すると見込まれる新ワイヤレスキーボードMagic KeyboardやMagic Mouse 2、Magic Trackpad 2もBluetooth 4.2に対応する見通しです。
iPhone6/6 PlusとiPad Air2がどのようにしてBluetooth 4.2に対応可能となったのかは不明ですが、おそらくファームウェアのアップデートによるものと思われます。以前のBluetooth 1.0、2.0、3.0対応デバイスの場合、新しいBluetoothのバージョンにアップグレードできませんでしたが、Bluetooth 4.0対応デバイスはソフトウェアによってBluetooth 4.1へとアップグレード可能となっています。
ただし一部では、Bluetooth 4.2の通信速度とデータ容量に対応可能にするには新しいハードウェアが必要との報告もあるため、最近製造されたiPhone6/6 PlusとiPad Air2のみが対応しているという可能性もあります。
Source:9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-88787/
(lunatic)