現地時間18日、海外メディアのMacRumorsはAppleがiPhone5s、iPhone6/6 Plusに搭載されているTouch IDについて、新たな特許の申請を実施したことを報じました。
うまく行けば、iPhone6sのTouch IDは金庫の鍵のようなものになるかもしれません。
これで寝ている隙にロック解除されることもない?
iPhone5sから搭載されている指紋認証システムTouch IDですが、ナンバーロックの際よりもセキュリティ性能が高くなったとはいえ、過去には寝ている隙に指を拝借されてロックを解除されることもあると、ネット上で話題になったこともあり、iPhone Maniaでは対策方法もご紹介していました。
そういった状況を考慮して(?)か、Appleは同システムに関する新たな特許を申請したようです。
特許の申請内容は上のイメージ画像のようになっています。見てみると分かる通り、現在の指紋認証で採用されているホームボタンに指を”置く”、という操作に指を置く”方向”の要素も加わっている事が分かります。なんだか金庫の鍵を開けるようなイメージですね。
日本ではまだ使用できないものの、Appleの本社があるアメリカではモバイル決済機能であるApple Payがすでに広く使用されています。同機能を使用する際、最終の確認としてTouch IDを利用することから、Appleとしては現状に甘んじることなく、さらなるセキュリティ強化を目論んでいるようですね。
特許申請がそのまま機能として搭載決定、ということにはなりませんが、もしiPhone6sにこの機能が搭載されれば、隠し事のある方などにとっては魅力のある端末になる(?)かもしれませんね。
参照元:MacRumors
執 筆:クロス