iPhoneなどのスマートフォンと連携するBluetoothを利用した新しい体温計、TempTraqがCES2015で発表されるようです。
従来の体温計とは形も機能も全く違いますが、体温を測るという意味では体温計です。今のところ医療機器の認定を行うアメリカ食品医薬品局(FDA)の認証はまだ取得できていないようですが、赤ちゃんや小さな子供を持つ親や医師には重宝がられることは間違いなさそうです。
TempTraqは新しい形の体温計
TempTraqはBluetoothを利用し、iPhoneなどのiOSアプリやAndroid向けのアプリと連携し、最高で24時間の間、体温を計測することが可能な、柔らかなパット型の体温計です。従来の体温計のように「口にくわえて何分待つ」必要もなく、赤ちゃんや小さなお子さんには体温を測ることへの障害がほとんどなくなると思われます。
専用アプリと連携しデータを蓄積
専用アプリを利用すれば、体温を離れたところでも測定が可能で、熱がひどくなった場合には、カラーコードの色で状況を表示してくれますし、設定した温度を超えた場合にはアラートを通知してくれます。また、体温の計測データを医師に転送することも可能ですし、薬を飲ませたことなどのメモをアプリ上で入力することもできます。
販売価格などの情報は今のところ公開されていませんが、アメリカのApp StoreではTempTraqアプリは既にダウンロードが可能となっています。
さまざまな生体センサーを搭載し、健康関連のデータを収集するApple Watchの発売が近づいてきました。健康管理の分野ではApple Watchだけでなく、iPhoneなどのスマートフォンを使った関連機器やアクセサリーが今年は登場しそうです。
参照元 : TUAW
執 筆 : リンゴバックス