アップルの従業員は、他のテクノロジー企業の従業員と比べ、自社の将来に前向きな展望を持ち、ティム・クックCEOら経営陣への信頼も厚い、との調査結果が発表されました。
アップルの従業員は楽観的、クックCEOを高く評価
UBS Evidence Labが主要テクノロジー企業の従業員を対象に実施した調査の結果、アップルの従業員は最も自社の将来の見通しについて楽観的で、経営陣に信頼を寄せており、とくにティム・クックCEOへの信頼が厚いことがわかりました。アップルの従業員満足度は他社に大きく差をつけています。
調査は、主要テクノロジー企業の従業員を対象として、自社の事業展望、文化、価値、経営、CEOについて質問しています。企業分析には、これらソフト要因が重要だとUBS Evidence Labのアナリスト、Milunovich氏は語っています。
Milunovich氏は、この結果は驚くものではないとして、アップル従業員の高い満足度は、同社のさらなる発展につながるだろう、と分析しています。
HPとIBMの満足度は平均を下回る
アップルに次ぐ2位にはEMC社が続きました。今回の調査は、NetApp、Cognizant、Accenture、HP、IBMが対象となりました。UBSによると、HPとIBMは平均を下回ったとのことです。
アップルは従業員満足度に加え財務効率も抜群
iPhoneの大ヒットなどにより、業績は絶好調で財務効率も格段に優れているとの分析も発表がされています。さらに、従業員の満足度も高く、経営者の評価も高いとは、羨ましくなるほどの好調ぶりですね。
参照元:Apple Insider
執 筆:hato