Appleは本日、2015年度第1四半期(2014年10月〜12月)の決算を発表しています。その発表の中で同期間中のiPhone販売数が過去最高となる7,446万台に達したと報告しています。
記録的な販売台数で売上高急伸
7,446万台というiPhoneの販売台数は記録的な数字であり、9月に始まったiPhone6/6 Plusの販売が非常に好調なことを裏付けています。このiPhone販売の好調に支えられ、第1四半期のAppleの売上高は前年比30%増となる746億ドル(8.7兆円)に達しました。
売上高は事前のアナリストの予測に比べても10〜15%ほど高く、Appleの決算は予想を良い方に裏切っています。ちなみにこの発表を受けてApple株は時間外取引で5%ほど上昇しており、投資家も決算に対して高評価を下していることがわかります。
iPadは苦戦 前年比-22%
ただiPadは苦戦しているようです。iPadは売上高で前年同期比-22%となり、販売台数でも-18%となっています。iPadの不振は以前から囁かれ、問題にはなっていましたが、改めて数字で確認できた格好になります。
地域別売上高は前年比で中国が70%増加と力強い成長を見せています。おそらくiPhoneの販売台数でも中国がアメリカを抜いているのではないかとアナリストは予測しています。なお日本での売り上げは前年比で8%の増加にとどまっているものの、54億ドル(6,320億円)の売り上げを記録しています。
参照元: Apple、http://iphone-mania.jp/news-60571/
執 筆: KAZ