Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏が、国際写真名誉の殿堂(International Photography Hall of Fame)から殿堂入りの称号を授与されました。世界で最も売れているカメラであるiPhoneの発明がその理由です。
ジョブズ氏、Photoshopの共同開発者らとともに殿堂入り
アメリカ・ミズーリ州のセントルイスにある国際写真の名誉の殿堂(International Photography Hall of Fame)は、1965年に設立され、写真文化の発展に顕著な貢献をした人物の功績を称えています。
このほど、スティーブ・ジョブズ氏は、画像加工ソフトPhotoshopの共同開発者John Knoll氏とThomas Knoll氏、写真家で「色彩の魔術師」としても知られるエルンスト・ハース氏らを含む8名と一緒に「殿堂入り」の称号を与えられました。
iPhoneは「芸術と世界への最大の貢献」
以下が、ジョブズ氏の殿堂入りに寄せられたコメントです。
スティーブ・ジョブズ氏は、アメリカの発明家で起業家です。世界で最も革新的企業となったAppleを創業し、デザイナーや映画製作者、音楽家や写真家といったクリエイターの世界に革命的な影響を与える製品たちを送り出しました。
公私にわたる写真への情熱を持っていた彼の、芸術と世界への最大の貢献は、iPhoneです。iPhoneは登場から10年もしないうちに、芸術としての写真、そして関連産業に変革をもたらしました。
Flickrのメーカー別シェアで1位、世界で最も売れたプロダクトのiPhone
iPhoneは、プロの写真家にも利用者の多い写真投稿サイトのFlickrのメーカー別シェアで、2015年にCanonやNikonといったカメラメーカーをおさえてトップに立ちました。
また、累積10億台が出荷されたiPhoneは、世界の歴史上で最も売れたプロダクトでもあります。
Source:MacRumors, http://iphone-mania.jp/news-129964/
(hato)