iPhone6sが、スペックでははるかに上をいくサムスンの最新モデルGalaxy Note 7に、アプリのスピードテストで勝利したことがわかりました。PhoneBuffが動画を公開しています。
スペックではGalaxyのほうが上
サムスンが8月初めにリリースしたばかりの最新スマートフォン、Galaxy Note 7は、64ビットのQualcomm Snapdragon 820クアッドコアプロセッサ、4GBのRAM、1,200万画素のカメラを搭載、防水機能、ワイヤレス充電機能を備えています。
これに対し、昨年9月に発売された、デュアルコアのA9プロセッサ、2GBのRAMを搭載するiPhone6sは、スペックではGalaxy Note 7に到底及びません。
ところがYouTubeチャンネルでテクノロジーニュースなどを配信するPhoneBuffが、実際のアプリを使ったスピードテストを実施したところ、優れているはずの最新Galaxy Note 7にiPhone6sが圧勝するという結果となりました。
iPhone6s、Galaxy Note 7に圧勝
動画ではそれぞれ合計14個の同じアプリを順番に開き、ロードが完了したら次のアプリを開くというテストを行っています。iPhone6sは1分21秒で1回目のサイクルを終了、2回目のサイクルの途中でなんとGalaxy Note 7を追い越し、合計1分51秒で終えています。
一方のGalaxy Note 7は、1回目のサイクルに2分4秒、2回目のサイクルを終了するまでに、トータルで2分49秒を費やす結果となってしまいました。
ハードとソフトの緊密な統合による高パフォーマンス
これはあくまでひとつのテストに過ぎませんが、Appleはハードウェアとソフトウェアを緊密に統合することにより、最新のAndroid端末にも肩を並べるパフォーマンスを実現している、とMacRumorsは結論づけています。
9月にもリリースが期待されるiPhone7/7 Plusは、現行のA9よりも処理速度の速いA10プロセッサと、少なくともiPhone7 Plusは2GBより多いRAMを搭載すると見られています。
Source:MacRumors
(lunatic)