Google Playストアからのアプリのダウンロード数は伸びているもの、売り上げ金額ではAppleのApp Storeがはるかに上回っていることがわかりました。
ダウンロード数ではGoogle Play、金額ではApp Store
モバイルアプリの市場調査やデータ解析を行うApp Annieが、2014年のアプリ業界や傾向に関する調査報告書を公開しました。それによると、世界全体でGoogle Playストアでダウンロードされたアプリの総数は、App Storeでダウンロードされたアプリの総数よりも、60%も多かったことが明らかになりました。
しかし売り上げ金額ベースでみると、App Storeの年間売り上げは、Google Playストアを70%以上上回っていました。
Google Playストアの売り上げが伸びていないわけではありません。App Store、Google Playストアともに昨年は堅調な売り上げの伸びを記録しましたが、App Storeの売り上げがGoogle Playストアの売り上げと同じようなペースで伸びたため、その差が縮まらないという結果に終わったのです。
日本、韓国、米国でのダウンロード数がダントツ
Appleによれば、2014年のApp Storeにおけるアプリなどの売り上げは、過去最高の100億ドル(約1兆1,890億円)超えを記録しました。また1月第1週のApp Storeの売り上げも約5億ドル(約594億円)と、過去最高記録を更新しています。
App Annieの報告書でダウンロードされているアプリの内容を見ると、ゲームについては男性ユーザーが多く、女性ユーザーはソーシャルネットワーキングや、写真およびビデオ関連のアプリに関心を抱いていることがわかります。
国別では、App Store、Google Playストアともに、日本、韓国、米国での売り上げが圧倒的に高かったとのことです。またBRIC諸国での売り上げも大幅に伸びたと報告書は述べています。
参照元 : App Annie、AppleInsider、http://iphone-mania.jp/news-60657/
執 筆 : lunatic