IT関連調査会社のIDC Japanが、2016年度第2四半期(4~6月期)の国内携帯電話・スマートフォンの出荷台数実績を発表しました。スマートフォンの出荷台数の49.4%をiPhoneが占め、圧倒的首位を獲得しています。
スマホが携帯電話出荷台数全体の約88%!
2016年度第2四半期の国内携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォンの合計)は前年同期比2.5%減で705万台でした。これは、5四半期と1年以上連続してのマイナス成長ですが、前年同期比12.1%減だった直前の2016年第1四半期からは改善されています。
スマートフォンの国内出荷台数は619万台で、これは携帯電話出荷台数の約88%に相当します。スマートフォンは、前年同期比で1.8%増のプラス成長を記録しています。
スマホシェアの半数はiPhone
iPhoneの出荷台数は306万台で、前年同期比28.8%増の大幅なプラスとなっています。これは、3月末に発売されたiPhone SEの効果と考えられます。
スマートフォンの国内出荷シェアは、Appleが49.4%とほぼ半数を獲得して圧倒的首位、2位はXperiaシリーズのSony、3位はAQUOSシリーズのシャープとなっています。
今回の調査結果についてIDC Japanは、「スマートフォン市場は成熟期を迎えたが、スマートフォンのアプリケーション市場は、今後大きな進展が期待できる。」として、その筆頭として7月に日本で公開されたポケモンGOを挙げています。
Source:IDC Japan
(hato)