2015年1月29日、LINE株式会社は、2014年10月~12月(4Q)と合わせて2014年通期の業績を発表しました。なお、業績はLINE PLUS株式会社、LINE Business Partners株式会社などを合算した連結業績です。
売上は2013年の2倍を超える
今回LINE株式会社が発表した業績によると、売り上げは2013年通期404億円に対して2014年通期は863億円と2倍強にまで成長していたことがわかりました。当初は無料通話・メッセージアプリとして国内外で大きなマーケットを獲得したLINEですが、2014年は様々なエンターテインメント系コンテンツの成功が業績に反映されたようです。
LINEは海外ユーザーが多くを占めているということもあり、日本特有のポップカルチャーを生かしたスタンプ事業やゲーム事業、広告事業などの海外展開が功を奏しているようです。また2015年は、エンドユーザー向けだけでなく事業者に向けたコンテンツ「LINE@」の海外展開も見込まれており、2015年は法人マーケットへのサービス拡充もポイントになりそうです。
2015年も上り調子?!
2015年は、リリースされて以来好調を維持しているクリエイターマーケットに加え、LINEタクシーやLINE Payといった新規サービスの他にも、アジア圏を中心に各国の市場に合わせて投入されるコンテンツが多数存在しています。さらなる右肩上がりが予想される2015年、売上規模はどこまで成長するのでしょうか。
予定されていた上場は時期未定となっていますが、コミュニケーション分野だけでなく、エンターテインメント分野でも大きなプラットフォームを構築したLINEグループの今後の動向に注目です。
参照元:LINE株式会社
執 筆:chappy