アメリカの消費者満足度指標(ACSI)が毎年発表している満足度調査の、タブレットを含むパソコン部門において、Appleが13年連続で首位を獲得したことがわかりました。
スマホでもPCでもAppleとSamsungが満足度を牽引
Appleは100点満点中84点と、昨年と変わらぬスコアを獲得した一方、2位のSamsungが昨年の78点から今年は83点とスコアを伸ばし、1位のAppleに肉薄しました。
ACSIは、
「興味深いことに、スマートフォン業界と同様、PC業界の満足度も2社が牽引している。ただし両社の今後のタブレット戦略は大きく異なる。AppleはiPadにラップトップ並みの機能を持たせることで、ビジネス顧客をターゲットとしているが、Samsungのタブレットはラップトップの置き換えではなく、エンターテインメントやブラウジングのための端末という立ち位置にある」
と、両社のタブレット戦略の違いについて述べています。
安価なKindleで攻勢をかけるAmazonが3位、そしてAcerは昨年から8ポイントもスコアを上げて4位と続いています。
満足度は高いが商品ラインアップに不満が
Appleの顧客満足度は高いものの、MacRumorsはMacユーザーが現在のMacのラインアップに不満を持っていると指摘します。
同メディアが独自に作成した「購入ガイド」では、12インチMacBookを除くすべてのMacが「買うべきでない」(Don’t Buy)となっています。というのは、いずれのモデルも数百日以上アップデートされていないからです。
Macについては、MacBook ProとMacBook Airがこの秋発表されると見られています。