現地時間3日、Appleが技術部門のプロジェクトマネージャーの求人を実施していることが、海外メディアCult of Macの報道で明らかとなりました。
MacやiPhone、iPadなどiOS機器上のSafariで、デフォルトの検索エンジンとして利用されているGoogleとの契約が2015年初めに終了する予定であることや、求人の内容から、独自の検索エンジン開発への期待も高まります。
Google検索から独自検索エンジンへの切り替え?
AppleとGoogleが締結している検索エンジンの使用契約が、2015年初めにも切れてしまうということは、昨年iPhone Maniaでもお伝えした通りですが、今回Appleが技術部門のプロジェクトマネージャーとして募集している人材のジョブサマリーを見ると、独自検索エンジン開発への期待が高まります。
求人の概要には、「何億というユーザーが使用する検索プラットフォーム用のバックエンド業務を担当し、プロジェクトが円滑に進むよう、全体進捗を管理する立場」で、「画期的な技術と、現存する最もスケーラブルなビッグデータ·システムをサポートし、プロジェクトを運用してくれることを期待する」と記されています。
仮に独自の検索エンジン開発を計画しているとしても、Googleとの契約が切れるまでに開発を完了することはほぼ不可能に近いので、直近のリリースを期待することはできませんが、将来的な話としてそういう計画があるとすれば楽しみではあります。
参照元:Cult of Mac、http://iphone-mania.jp/news-61388/
執 筆:クロス