今年9月の発売が見込まれるiPhone6sでも、リアカメラは現行モデルと同じ800万画素となるだろう、と台湾のアナリストが述べています。
iPhone6sでもカメラは800万画素で据え置き?
台湾のコンサルティング会社であるYuanta SecuritiesのアナリストJeff Pu氏は、アップルのカメラレンズの主要サプライヤーであるLargan Precisionの業績見通しについての分析の中で、iPhone6sと言われる次期モデルでも現在と同じ800万画素のカメラが採用されるだろう、と述べました。
スマートフォン市場ではCMOSセンサーの供給不足もあり、上位モデルでも1,600万画素や2,000万画素への移行があまり進んでいないことに加え、iPhoneなどでも800万画素や1,300万画素のカメラが主流であり続けるため、レンズメーカーであるLarganとしては利幅が稼ぎにくい状況が続く、とPu氏は分析しています。
画素数据え置きでも着実に進化を続けプロにも評価されるiPhoneのカメラ
iPhoneシリーズのカメラは2011年に発売されたiPhone4sで800万画素になって以来、最新モデルのiPhone6/6 Plusでも画素数は800万画素に据え置かれています。
しかし、画像処理ソフトの進化や手ぶれ補正などにより、カメラの性能は着実に進化を続けており、カメラ性能のベンチマークテストでiPhone6/6 Plusが最上位の評価を獲得するなど、カメラの性能は画素数だけでは決まらないことが明らかにされています。
また、iPhone6 Plusだけで撮影された高級コスメブランドの広告映像が制作されるなど、その性能は映像のプロにも高く評価されています。
従来通りのスケジュールなら今年9月の発売が予想されるiPhone6sのカメラは、どう進化してくるか、楽しみですね。
参照元:GforGames、http://iphone-mania.jp/news-61863/
執 筆:hato