2015年2月12日、freee株式会社は、自社で提供するクラウド会計ソフトfreeeのiPhoneアプリに、確定申告書類の作成を行える機能を追加しました。
iPhoneだけで確定申告に必要な作業が完結
クラウド会計ソフトfreeeは、銀行口座やクレジットカードの明細を自動でアプリ内に取り込むことで、会計知識のない一般ユーザーでも簡単、手軽に確定申告ができるiPhoneアプリです。
今回追加されたのは、税務署に提出する青色決算書・確定申告書類をアプリ内で作成する機能です。この機能によって、ユーザーはアプリ内から全必要項目の入力が可能となり、入力後は紙に出力するだけという状態まで確定申告の準備を行うことができるようになります。
またfreeeは、アプリの利便性だけでなく、ユーザーに対してのチャットによるサポートも行っており、誰でも簡単に青色申告、確定申告を行える環境を提供しています。なお、2014年2月にはfreee利用者が200,000事業所を突破しており、最近ではテレビCMの放送も開始されています。
スモールビジネス向けの会計アプリ
2015年1月には弥生会計のアプリをはじめ、様々な会計アプリがリリースされていますが、確定申告書類に必要な項目を入力して出力するだけという状態まで仕上げられるのは、freeeのみとなっています。
少人数の事業所では、毎年税務申告に向けての作業が大きな手間になってしまいがちですが、アプリ内で全て完結さることができる仕組みがあれば、少なからず工数削減にはつながりそうですね。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
参照元:freee 株式会社 プレスリリース
執 筆:chappy