4月に米国などで出荷が開始されるApple Watchですが、海外メディアの9to5Macによれば、Appleは同デバイスのアプリ開発者たちをカリフォルニア州クパチーノ市にある本社に招待し、アプリ作成の仕上げを手伝っているようです。
Appleにとっては久々の新製品となるだけに、かなり気合が入っている様子ですね。
複数のアプリ開発者がApple本社を訪問
9to5Macの報道によれば、Apple本社を訪問しているApple Watchのアプリ開発者は数十社にものぼっており、初となるWatchKitをベースとしたアプリ開発の最終仕上げを、Appleの開発者たちと共同で行っているそうです。このほか、同アプリ開発のために実施されたワークショップは2月だけで100を超えており、かなりの熱のこもりようであることが分かります。
Appleに招待された開発者たちのアプリは、スポーツに関連するものや、生産性の向上に関するものであると伝えられています。このほか、AppleはApple Payに対応したWatchKitベースのアプリを作成するためにアメリカの銀行のほか、ドイツの銀行とも打ち合わせを重ねているようです。同社は今後諸外国でもApple Payを導入したい意向を持っていることから、同支払手段が容易に体現できるApple Watch出現のタイミングでこの動きを見せるのは当然とも言えそうです。
招待を受けた開発者の声「Force Touchは慣れるまで時間がかかるね」
今回Apple本社の招待を受けた開発者たちの声も届いています。ある参加者は搭載されるデジタルクラウンについて「とてもいい!」と評価する一方で、タッチの強度が識別できるとされるForce Touchの技術については「慣れるまで時間がかかりそうだね」と話しています。この辺りはまだ触ったことのないデバイスなのでなんとも言えませんが、毎日触っていれば少しずつ慣れてくるのではないでしょうか。
以前の報道では、Appleは一部の開発者たちに対して、2月中旬までにアプリを完成させてくれるよう求めるアナウンスを出していましたが、今回の報道はこれに関係するものなのでしょうか。いずれにせよ、発売が迫っていることから準備も最終段階に入っていることは明らかです。同デバイスは久しぶりの新製品だけに、楽しみですね。
参照元:9to5Mac、http://iphone-mania.jp/news-62661/
執 筆:クロス