Appleの新製品発表スケジュールから行くと、今年の9月ごろにはiPhone6/6 Plusのマイナーアップデート版iPhone(仮称、iPhone6s)を、来年同時期にはフルリニューアル版のiPhone7が発売予定なのですが、海外メディアのKnow Your Mobileがこれとは異なる説を提唱しています。
iPhone6sとiPhone7はともに2015年内発売?
Know Your Mobileの報道によれば、iPhone6sは今年の春ごろにApple Watchと同時に発売され、iPhone7は同じく今年の秋ごろに発売される、としています。実はこの噂自体は以前から存在しているものの、確たる証拠はありません。
iPhone自体は「3GS」の時代から、マイナーアップデートの年を挟んでおり、このスケジュールが突然今になって変わることは考えづらいのですが、他メーカーが季節ごと、もしくは半年ごとの新製品リリースを続ける中で、iPhoneは1年に1度の新製品発表しかないので、発売から年月が経過すると売り上げが落ち込んでしまうのは事実です。この現状を問題視し、Appleは長く続く製品サイクルを変更するのでしょうか?
2人の天才、考え方に相違も
前CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が製品イノベーションをもたらす天才とすれば、現CEOのティム・クック氏は経営の天才です。2014年度のAppleはiPhone6/6 Plusが驚異的なヒットを記録したほか、Apple Watchへの期待度などもあって株価が上昇し、世界ナンバー1の企業へと成長しました。
1年に1度のiPhoneリニューアルはいわばジョブズ氏の考えですが、最近ではクック氏も独自の考えを推進し始めており、こうした新製品発表サイクルに関しても変更をかける可能性は十分に考えられるます。そうなった際に、OSのアップデートサイクルなどはどうするのか、など疑問点は残りますがまずはこの説が正しければ4月のApple Watch出荷開始前後で何らかの動きがあるはずですので、その動向を注視しましょう。
参照元:Know Your Mobile、http://iphone-mania.jp/news-63303/
執 筆:クロス