米調査会社IDCのレポートによれば、世界の2014年のスマートフォン出荷台数シェアは、iOSデバイスとAndroidデバイスだけで全体の96.3%を占めていたことが明らかとなりました。
iPhone6/6 Plusの記録的ヒットで出荷台数が大幅増
IDCの発表した2014年のスマートフォン出荷台数シェアに関するレポートがこちらです。
ご確認していただくと分かる通り、Androidデバイスのシェアが81.5%、iOSデバイスのシェアが14.8%となっており、これらを足し合わせると、全体の96.3%と大半を占めていることが分かります。2013年は両デバイスのシェア合計が93.8%でしたので、2.5%のシェア増となっています。Windows PhoneやBlackBerryはもはや壊滅的な状況ですね。
また、iOSデバイスの出荷台数が2013年の1億5千台程度から、2014年は1億9千万台にまで拡大していますが、これは2014年に発売したiPhone6/6 Plusが驚異的なヒットをしたことが要因のようです。
IDCはまた、2014年第4四半期(10〜12月)のシェア内訳も公表しています。
当該期間は先述のiPhone6/6 Plusの好調ぶりが更に色濃く表れ、Androidデバイスが76.6%、iOSデバイスが19.7%となっています。合計が96.3%という点は同じなものの、iOSデバイスがAndoroidデバイスの領域を侵食していることが確認できますね。
これまでのAppleの製品サイクルからいけば、今年はiPhone6/6 PlusのマイナーアップデートバージョンとなるiPhone6sが発売される予定ですが、同デバイスの発売により、さらにシェアが高まるかが注目されます。
参照元:IDC、http://iphone-mania.jp/news-63606/
執 筆:クロス