アップルのティム・クックCEOは、ドイツのメルケル首相と会談し、プライバシー保護やセキュリティ等について話し合いを持ちました。
クックCEO、ドイツのメルケル首相と会談
先日は新社屋Apple Campus2で使用されるガラスのメーカーを訪問していましたが、訪独の主目的はこちらだったのかもしれません。
ドイツを訪問中のティム・クックCEOは、ドイツのメルケル首相とベルリンで会談し、セキュリティやインターネットの中立性、環境保護や教育などについて話し合いを持ちました。ドイツ紙BILDによると、なかでもデータとプライバシーが話題の中心だった模様です。
会談の中心テーマはプライバシー
クックCEOは、ドイツのデータとプライバシーに関する強固な方針について「私のプライバシーに対する考えと同じ視点だ」と理解を示しました。
アップルは、iPhoneなどの通信が暗号化されていることについて、アメリカの司法省などから圧力をかけられていることが、この発言の背景にあると考えられます。
メルケル首相との初会談についてクックCEOは、「彼女の幅広い知識が印象的だった」と語っています。
BILDは、クック氏がベルリンの壁の破片を手にする姿や、同紙編集部の巨大タブレット、Macも使われている編集現場を興味深そうに眺める様子の写真も公開しています。
参照元:9to5Mac、BILD、http://iphone-mania.jp/news-63684/
執 筆:hato