現地時間3月9日のイベントで価格などの詳細が明かされると見られるApple Watchですが、発売時点で10万ものアプリが利用可能となり、ユーザーは平均100本のアプリを使うとの予測が発表されました。
Apple Watch、発売当初から10万本のアプリが利用可能に
アメリカの投資会社Global Equities ResearchのTrip Chowdhry氏は、Apple Watchは10万ものアプリとともにリリースされると述べています。
発売当初から10万本のアプリが公開、とは途方もない数字に思えますが、同氏はApple Watch向けアプリ開発者のイベント「Apple Watch-Kit hackathons」に6回出席した経験から、多くのApple Watch向けアプリがリリースされることに確信を持ったようです。
数多くのアプリが開発可能となる背景としてChowdhry氏は、Apple Watch向けアプリ開発環境であるWatch Kitが非常に良くできており、バッテリー消費が異常に増えるようなエラーを防げることから開発者の負担が減ることを挙げています。
Appleは、Apple Watch向けアプリ開発者を本社に招待するイベントを開催しており、アプリの充実に力を入れている様子が報じられています。
ユーザーはApple Watchに平均100本のアプリを入れる
Chowdhry氏は、Apple Watchユーザーは1台につき平均100本のアプリをインストールする、とも述べています。同氏によるとiPhoneは平均65本とのことですので、Apple Watchに入れられるアプリがかなり多くなる、との予想です。
誰もがインストールする「キラーアプリ」はもはや死語であり、ユーザーは必要な機能を持つアプリをApple Watchにインストールして使うようになる、とChowdhry氏は分析しています。
Apple Watchの価格は349ドル(約41,300円)からと発表されていますが、ユーザーはその価格で100の機能を使えるのであれば、機能ひとつあたり3.49ドル(約4円)と考えることができ、Apple Watchに割安感を感じるユーザーが多くなる、というのがChowdhry氏の予想です。
Apple Watchは2015年中に4,200万台を販売、Apple史上最大の成功を収める製品に
同氏はApple WatchがAppleにとって最も成功を収める製品となり、2015年末までに4,200万台が売れるだろう、と語っています。これは、すでに報じられているiPhoneユーザーの5%が購入し2015年中に約1,850万台が売れる、との予測と比べてかなり強気の数字です。
参照元:iPhoneHacks、http://iphone-mania.jp/news-63869/
執 筆:hato