外国に旅行した後、両替できない小銭が手元に残ってしまう経験をされた方は多いと思います。余った外貨をiTunesアカウントなどの電子マネーにチャージできる「トラベラーズボックス」の端末が、成田空港、羽田空港に設置されています。
余ったコインをiTunesにチャージしてアプリ購入などに使える!
空港に設置された「トラベラーズボックス(TravelersBox)」と名付けられた端末を使うと、コインを含む通貨を、iTunesやSkypeクレジット、Facebookなどの電子マネーにチャージできます。今後、国内大手の電子マネーも追加予定とのことです。
利用可能な通貨は、米ドル(25セント硬貨以上)、ユーロ(10セント硬貨以上)、中国人民元(5角硬貨以上)、そして日本円(10円硬貨以上)となっており、交換時に約7%の為替手数料が発生しますが、チャージには手数料は発生しません。
国内では羽田、成田で利用可能!海外では現地通貨からのチャージに対応
日本国内では、2016年7月に成田空港(第1ターミナル1階到着ロビー)に設置、12月には羽田空港(国際線ターミナル3階出発ロビー)にも設置されており、今後設置先が拡大予定とのことです。
海外では、イギリス、イタリア、トルコ、イスラエル、カナダ、フィリピン、イタリア、シンガポール、グルジアの空港にも端末が設置されており、外国ではそれぞれの現地通貨に対応しています。
旅行先から持ち帰った外貨を、iTunesなどにチャージしてアプリや映画を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
Appleは、映画を公開後2週間ほどでiTunesからレンタル可能にするべく交渉中とも報じられていますが、実現すれば余った外貨を有効に活用できそうです。
Source:TravelersBox, 9to5Mac
(hato)