iPhoneなどの分解レポートで知られるiFixitが、初代iPhone発表から10周年を記念し、分解写真で10年間の歴史を振り返っています。
分解写真で振り返るiPhoneの10年間
iFIxitは、本体を破壊しないと分解不可能だった2007年の初代iPhoneから、2017年の最新モデルiPhone7 Plusまでを分解写真と、修理のしやすさのスコアで振り返りました。
修理のしやすさは、初代iPhoneでは歴代最低の10点満点中2点だったのが、翌年のiPhone3Gで一気に7点へと改善し、iPhone7とiPhone7 Plusも7点となっています。
- 初代iPhone:2点
- iPhone 3G:7点
- iPhone 3GS:7点
- iPhone4:6点
- iPhone4s:6点
- iPhone5:7点
- iPhone5c:6点
- iPhone5s:6点
- iPhone6:7点
- iPhone6 Plus:7点
- iPhone6s:7点
- iPhone6s Plus:7点
- iPhone SE:6点
- iPhone7:7点
- iPhone7 Plus:7点
修理しやすさはリサイクルへの配慮も
分解写真を見比べると、画面サイズやバッテリー容量が拡大するとともに、Touch IDやNFCの搭載、カメラの高画質化など、部品数は増え内部構造は複雑化しながらも、パーツ類が整然と並んでおり、ユーザーの目に触れることのない本体内部のデザインにも気が配られていることが感じ取れます。
修理しやすさの向上は、回収されたiPhoneを徹底して分別・リサイクルしているAppleの環境保護の姿勢と一致していると言えるかもしれません。
ただし、最近発売されたAirPodsは、iFixitから修理のしやすさ「0点」と評価されています。
10年間のiPhoneの歩みは、iPhone Maniaでも詳細に振り返っていますので、あわせてご一読ください。
Source:iFixit
(hato)