Appleが、音楽ストリーミングサービスで先行するライバル、Spotifyのコンテンツ担当副社長を引き抜いていたことがわかりました。
世界の独立系レーベルとの契約を担当
Appleが引き抜いたのは、Spotifyのコンテンツ担当副社長としてレーベルとの交渉などの責任者を務めていたスティーブ・サボカ氏です。同氏は、5年間勤務したSpotifyを昨年夏に退社していました。
Business Insiderによると、サボカ氏は1月に入社したAppleで、世界各国の主に独立系レーベルとの契約を担当する模様です。
「Apple MusicがSpotifyに勝つために必要なのは楽曲数」
両サービスの有料契約者数はApple Musicが昨年12月時点で約2,000万人、Spotifyは昨年10月時点で約4,000万人と発表されています。後発のAppleは、先行するSpotifyの後を追う状況を打破したいところです。
Apple Musicの責任者でBeatsの共同創業者、ジミー・アイオヴィン氏らApple Musicの首脳陣は、「Apple MusicがSpotifyに勝つためにはSpotifyを上回る楽曲数が必要だ」、とコンテンツの充実に力を入れる姿勢を示していました。
サボカ氏の手腕で、Apple Musicの躍進につながるコンテンツが揃えられるか、期待されています。
Spotifyは、昨年秋に日本でもサービスを開始しています。
Source:Business Insider
(hato)