Appleは、日本時間2月21日未明、iOS10.3のベータ3、macOS Sierra 10.12.4などのベータ3を開発者向けに公開しました。
iOS10.3ベータ3:古いアプリを一覧
iOS10.3ベータ3は、ベータ2の2週間後に開発者向けに公開されました。登録ユーザー向けのパブリックベータ3は、前回と同じスケジュールなら1日遅れで提供されると見られます。
MacRumorsによると、iOS10.3ベータ3では、設定アプリから「App Compatibility」が利用可能となっており、iPhoneの動作を遅くする原因となる古いアプリを表示することができるようになっています。
このほか、iOS10.3のベータ版で確認されている新機能は、「AirPodsを探す」や、フラッシュディスクに特化し暗号化を強化した新しいファイルシステムApple File System (APFS)があります。
iOS10.3の一般向け公開は3月頃と予想されており、次世代バージョンとなるiOS11は6月5日から開催されるWWDC 2017での発表が確実視されています。
夜間のブルーライトを抑えるmacOS Sierra 10.12.4のベータ3
macOS Sierra 10.12.4のベータ3は、2週間前に公開されたベータ2から特に変更点はなく、バグ修正等が中心の更新と見られます。
macOS Sierra 10.12.4では、夜間にディスプレイからのブルーライト発生を抑制する「Night Shift」が利用可能となっています。
tcOS 10.2とwatchOS 10.2も開発者向けに公開
このほか、開発者向けにtvOS 10.2ベータ3、watchOS 3.2ベータ3も、同時に開発者向けに公開されています。
これらのOSの次世代バージョンは、いずれも6月のWWDCで発表されると考えられます。WWDC 2017に向けて気分が盛り上がる壁紙も公開されています。
Source: MacRumors(1), (2), AppleInsider
(hato)