Appleは日本時間2月22日未明、iOS10.3のパブリックベータ3を公開しました。前回のパブリックベータ2と同じく、開発者向けベータ3から1日遅れでのリリースとなりました。
内容は開発者向けと同じ
ベータテスタープログラムへの参加を希望する場合は、AppleのWebサイトで登録することが可能です。同サイトではiOSだけでなくmacOS Sierraベータプログラムにも参加登録することが出来ます。ただしベータ版は動作が不安定なため、メインで使用する端末へのインストールは避けたほうがいいでしょう。
iOS10.3パブリックベータ3の内容は開発者向けiOS10.3ベータ3と同じで、「AirPodsを探す」のほか、新しいファイルシステムApple File System(APFS)が新機能として追加されています。
古いアプリの一覧表示機能が追加
またベータ3では新たに設定アプリから「Apps Compatibility(アプリの互換性)」が利用でき、iPhoneの動作を遅くする原因となる古いアプリが表示可能となっています。
iOS10.3ではこのほか、アプリ開発者がApp Storeでのユーザーのレビューに直接コメントを返すことが可能になる、Apple IDプロフィールが追加される、iCloudデータ解析がSiriなどの人工知能性能向上に活用される、開発者用キットSiriKitが改良されるなどの新たな試みが行なわれる見込みです。
Source:MacRumors
(lunatic)